12/21(金) 世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に!「供託金違憲訴訟」第11回裁判(東京地裁)& 報告会(衆議院第二議員会館)
資力により立候補する権利を制約する高額な選挙供託金制度の違憲性を問う「選挙供託金違憲訴訟」の結審が近づいてきました。
12月21日(金)に東京地裁で、第11回裁判が開催されます。ぜひ多くの方々の傍聴をお願いいたします。歴史的な裁判に、立ち会おう!傍聴席を埋め尽くし、注目の裁判に大きな世論の応援をお願いします。
いよいよ結審か?!
弁護団が証人採用を求め続けてきた憲法学者の只野雅人教授(一橋大学法学部部長)を招き、報告会会場にて、供託金の違憲性について特別講演をしていただきます。
<世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に。「供託金違憲訴訟」第11回裁判>
日時:2018年12月21日(金)11:00開廷
10:15 東京地裁前アピール
10:35 入廷行動
10:40 整理券配布(未定)※傍聴整理券発行が正面入り口にて行われる可能性があります
11:00 開廷 東京地方裁判所103号法廷(上記後、直接お越しください)
場所:東京地方裁判所 103号法廷
地下鉄丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関駅」A1出口すぐ
有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分
(地図)http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/
【特別報告会】
日時:2018年12月21日(金)第11回裁判終了後、12:00頃〜 特別報告会(ここからの参加も可)
場所:衆議院第二議員会館1階 多目的会議室(東京メトロ「国会議事堂前駅」、「永田町駅」下車)
地図
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm
※スタッフがご案内します。
主催:供託金違憲訴訟弁護団
【お問合せ】供託金違憲訴訟を支援する会
Mail:kyoutaku2016@gmail.com
WEB:https://kyoutakukin.jimdo.com/
【供託金違憲訴訟弁護団】
団 長:弁護士 宇都宮健児
連絡先:事務局長 弁護士 鴨田譲
〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-12-1 東和ビル4階
埼玉総合法律事務所
TEL 048-862-0342 FAX 048-866-0425
日本の現行の公職選挙法では、国政や地方議会の議員(町村議会議員を除く)や地方自治体の首長の選挙に立候補しようとする場合、高額な供託金(例えば衆議院・参議院の選挙区では300万円、比例区では600万円)を供託しないと立候補できません。しかも一定の得票をしないと、それは没収されてしまいます。
選挙供託金という制度が全くないか、あっても少額な国々が多い中で、300万円、600万円という金額は世界一高い、異常な高額です。
格差社会が広がり、低所得者や貯金のない世帯が拡大する中で、このように高額な選挙供託金制度は、収入や財産によって、実質的に、立候補する権理を差別・制限・排除するものになっています。
そして下記の日本国憲法第44条の規定にも明らかに反するものです。
日本国憲法第44条【議員及び選挙人の資格】
両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によって差別してはならない。
現在、この異常に高額な選挙供託金制度に対する違憲訴訟が、宇都宮健児弁護士を弁護団長に、東京地裁の大法廷で、闘われています。
ぜひ東京地裁の大法廷を満席にし、この裁判を多くの市民が支援・注視していることを示しましょう!
<供託金違憲訴訟を支える会ができました!>
裁判所へ届ける「署名」にご協力ください。
ネット署名のほか署名用紙をダウンロードいただけます。
訴状、意見書、支援情報も掲載しています。
https://kyoutakukin.jimdo.com/
紅林 進(くればやし すすむ)
ちきゅう座から転載
■野党共闘を考える 市民連合の中野晃一教授(上智大学)に聞く その2
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201711080111133
|