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2019年07月11日16時39分掲載
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関生反弾圧市民情報センター
関生を誹謗中傷した『週刊実話』連載記事の執筆者を名誉棄損で訴え 7月10日第1回公判開かれる
連帯労組関西生コン支部(以下、関生支部)を 誹謗中傷した 記事の執筆者を名誉棄損で訴えた裁判の第1回公判が7月10日、東京地裁で行われました。関生支部はいま関西一円で警察当局による逮捕者が続出する大弾圧のもとにありますが、問題となった記事は、その弾圧を後ろ押しして、関生支部と武建一委員長を誹謗中傷したもので、『週刊実話』に今年2月21日号、同28日号、3月7日号に3回連載されました。(大野和興)
裁判の原告は武委員長で、記事を執筆したライターの一ノ宮美成氏ほか1名を名誉棄損で訴えたものです。7月10日の後半で現在拘留中の武委員長に代わり意見陳述に立った関生支部書記長の武洋一さんは、関生労働運動が底辺労働者の典型だった生コン労働者の社会的経済的地位向上をいかに図ってきたか、阪神淡路大震災で問題となった高速道やビルの崩壊の原因に水で薄めたシャブコンの存在があり、労働組合としてその根絶にいかに努力してきたか、など関生支部の活動の正しさを訴えました。
そうした労働組合の活動は憲法で保障された労働者の団結権、団体行動権に基づく正当な活動なのですが、大阪、京都、滋賀などの府県県警はその活動に威力業未妨害、強要などといった刑事罰を適用して強引に逮捕を繰り返し、武委員長をはじめ何人もの組合員が1年に及ぶ違法な長期拘留のもとにあります。武洋一書記長はそうした弾圧を後ろで支えているのが『週刊実話』の記事であるとして、次のように述べました。
「違法な弾圧を肯定し、むしろそれを賞賛するかのようにしてそのお先棒を担ぎ、いい加減な警察情報を垂れ流して私たちを誹謗中傷し、警察に協力したのが、今回の被告らによる悪質な連載記事であったのです」
実はライターの一ノ宮氏はかつて雑誌『宝島』(現在廃刊)を舞台に関生支部と武委員長に対する誹謗中傷記事を書き散らし、2017年8月23日に東京地裁で損害賠償を命じられています。裁判所は同時に宝島社にも倍賞責任を課しました。原告武委員長側の主張が認められたのです。今回はそれに続く裁判といえます。その時の原告側弁護人は大口昭彦弁護士で、今回も引き続いて大口弁護士ら5人の弁護士が弁護団を結成、裁判にあたっています。
なお、7月10日は東京地裁での公判を前に支援者と弁護人ら約60人が警察庁に出向き、「都道府県警察による違法・不当な捜査・逮捕が繰り返されていることを警察庁は正確に把握し、本弾圧をただちにやめさせること」などの請願行動行いました。
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転載について
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警察庁前で武洋一書記長
警察庁前行動





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