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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2023年09月13日22時33分掲載
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コラム
NHKの番組は日本のファシズム時代を振り返る時の歴史資料入りするだろう
今日のNHKのニュースは、そのナレーション、トピックの選定と順位、編集技法など含めて、将来、ファシズム時代を振り返って考えるための歴史資料と考えられる動画の宝庫です。現在の段階では、意識の簒奪とミスリードが多くあり、極めて政治意識をゆがめる内容になっていますが、それが30年後、50年後に「当時」の映像文化、報道文化を振り返る時の貴重な要素に満ちています。
これは東独のTV放送局Deutscher Fernsehfunkと通底します。ですから、これらの情報番組がどのような指揮系統で制作されており、誰がナレーションを書いているのか。話題の取り上げ方がどういう過程で行われるか、ということは重要であり、今後は内部のスタッフによるリアルな手記が多数出てくるのではないか、と見られています。ですから、将来『NHK』というドキュメンタリー映画も制作されるはずですが、それは日本の政治が正常化し、責任者が処罰された日でしょう。したがって、NHKの通年の職員名簿は歴史学者に公開されることが認められるべきです。政治家や官僚、メディア人の世襲という意味では、その一族についても調査される必要が出てくるかもしれません。
こういう想像をしてみるといいかもしれません。30年後に民主主義を取りもどした世界で、歴史の授業でどこで日本が21世紀のファシズムに陥り、戦争を再開して崩壊したのかを考えるのです。講師と学生たちはタイムマシンに乗って2023年の日本を訪ねますが、彼らがまず訪れたのは東京の渋谷という町の近くにあるNHK本部でした。というのも、洗脳こそがファシズムの主要な原因であることは未来の人間たちは誰でも知っているからです。そして、彼らはNHKの中に透明人間として入り込み、数か月滞在して、放送局内の会話から様々なことを理解するのです。そして、未来に戻った彼らはそれぞれ卒業論文を書き上げます。
武者小路龍児
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