クルド人難民のMさん一家が離散の危機に直面している。長年、Mさん一家の支援に携わってきた「クルド人難民Mさんを支援する会」は16日、東京入管から突然「10月4日までに出国するように」と告げられたMさんの妻と未成年の次男に対し、引き続き在留資格を付与するよう求める緊急オンライン署名活動を開始した。第一次集約の締切は9月20日午前9時まで。
緊急署名の詳細は以下を参照。(「支援団体」公式ブログより)
https://kurd-m-san.hatenablog.com
クルド人難民Mさんとご家族を支援して下さっている皆様へ。いつも温かなご支援を頂きまして誠にありがとうございます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、現在Mさんとご家族は極めて厳しい状況に直面しています。皆様のお力添えをいただきたく、緊急署名の協力をお願い致します。昨年2月にトルコで発生した大地震で被災し、住む家を失ったMさんのご家族が、父親であるMさんを頼って来日して1年半が経ちました。様々な困難に直面しましたが、12年ぶりに日本で暮らすご家族は、力を合わせて新しい生活を安定させようと頑張ってきました。努力が実り、4人のお子さんのうち3人は、就労や留学の在留資格を得ることができました。しかし、妻と次男(未成年)は短期滞在の在留資格の更新を続けてきたところ、9月上旬に東京入管で「これ以上の短期滞在の延長は認められない」と在留資格の更新が認められず、「10月4日までに出国するように」と告げられてしまいました。Mさんの妻は視野が狭くなる目の難病を患っており、現在、定期的な通院と診察、服薬を続けています。家族の介助なしには外出ができない状態です。未成年の次男は、今春、地域の中学校を卒業し、現在は日本での高校進学を目ざして勉強中です。 トルコの大地震で被災した地域は未だ復興が進んでいません。ご家族の住んでいた共同住宅は地震で大きく損壊したため、政府によって9月上旬に取り壊されました。親戚も皆、被災しており、目の病気を患う妻と未成年の次男は、帰国しても住む家も頼れる人もいない状況です。更に、住んでいた街では今なお地震が続いており、2人がそのような場所で暮らしていく事は極めて困難であることは明らかです。 Mさんのご家族は、家族一緒に日本で暮らすことを希望しており、私たち支援会も道を探し続けています。 行政書士の方と相談の上、近く中長期的に滞在できる在留資格の申請を行うことになりました。離散の危機に直面して、Mさんとご家族は「もうばらばらになりたくない」と眠れない日々が続いています。ぜひとも、妻と次男が日本で暮らし続けていけるように、在留資格を求める緊急署名にご協力をお願い致します。また、ご友人や知り合いの方にも、家族離散の危機をお伝えいただき、署名の輪を広げていただけないでしょうか。
【署名を希望される方】 以下のリンクから、署名ができます。
https://www.change.org/p/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E7%BD%B2%E5%90%8D-%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%A7%E4%BD%8F%E3%82%80%E5%AE%B6%E3%82%92%E5%A4%B1%E3%81%84-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E8%BA%AB%E3%82%92%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E4%BA%BA%E6%AF%8D%E5%AD%90%E3%81%AB%E5%9C%A8%E7%95%99%E8%B3%87%E6%A0%BC%E3%82%92
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