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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2025年02月01日00時08分掲載
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テクノロジー世代の学校~ チャオ!イタリア通信 (サトウノリコ)
今の時期、イタリアでは幼稚園から高校まで、学校への申し込みを受け付けている時期です。「オープンデイ」と言って、これから入る学校を見学できるシステムもあります。
我が家の双子も今年9月からは中学校に入ります。まだ、申し込みはしていませんが、中学校では、教科書のみを使うか、iPadと教科書を使うか選択できるようになっています。
息子はiPadを使いたいので、それを選択すると思いますが、何と1000ユーロ(約16万円)もかかるというのです。この前、中学校の「オープンデイ」に行ってきましたが、iPadを使っているクラスは、まだ一クラスだけとのこと。大半は伝統的に教科書を使って勉強しているんだなと。
説明では、iPadは中学校が終われば、自分のものになるそうです。もちろん、中学校で使用している間は、学校が管理しているので、ゲームなどはできないとのことでしたが。
教科書のみ使用の場合は、300ユーロ(約48000円)ということで、かなりの差があります。私としては、伝統的な方法、教科書を使って勉強してほしいと思います。仲の良いお母さんやお父さんも教科書のみでいいと思うと言ってますね。
iPadを使うなら、iPadだけで勉強するのかと思いきや、教科書も購入しなくてはいけないというのは、あまり意味がないという意見もあります。イタリアは教科書が大きくて、厚いのでiPadのみなら持っていくものが軽くなっていいなとも思っていたのですが、結局教科書も購入しなくてはいけないとなると、話が変わってくる。
経済的にも大変な家庭もあると思います。また、我が家の子どもたちもそうですが、今の子どもたちはタブレットやコンピューターで遊ぶことが多いですよね。勉強もiPadを使うとなると、一日中、コンピューターの前にいるということになりますよね。そういうことに難色を示す親もます。私もそのうちの一人。
我が家の子どもたちは小学校8時間終わって家に帰ってくると、すぐにタブレットとか任天堂スイッチで遊んでいます。テレビでもYou Tube でビデオ見たり・・・。
私の同僚は息子がYou Tubeのショーツビデオを見てて、ストーリーのある映画を見なくなったと嘆いてました。ただ、子どもだけじゃない大人も気が付くと携帯をいじくっている時間が多いですよね。この先、どうなっていくんだろうって、ふと思う時があります。
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著者の子どもが通うイタリアの学校
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