2025年2月23日のドイツ総選挙は、移民反対のキリスト教民主同盟と極右が勝利しました。 トランプ政権のマスク大臣は以前から極右の女闘士を応援していました。
翌24日、マクロン仏大統領は、トランプ米大統領の腕や腿に手をかけて、ホスト外交に精を出しました。 帰国後のマクロンはヨーロッパ諸国に会談成果を電話報告し、26日には、午後8時から3時間にわたって、メルツ次期ドイツ首相と夕食を摂りながら、ウクライナ支援対策を練りました。
�．泪�ロン仏大統領のホスト外交：
2月24日、マクロン仏大統領は得意のボデイータッチでトランプ米大統領に迫り、「トランプの金けえせ」説に打ち勝ったと、内外に宣伝した。米政権から拒否されていた＜ゼレンスキー訪米＞の話しをトランプと付けたのもマクロンだと売り込んだ。ついでに、その日にウクライナ・キエフで行われたバーチャルのG7首脳会議に、EU委員長、トルドー・カナダ首相の二人にフランス外務大臣を派遣し、＜フランスが仕切るウクライナ・ロシア停戦合意＞を演出した。
仏大統領との会談で、「ウクライナは米国に3500億ドル（52・5兆円）を費やさせた、、何らかの形で返せ」との主張を崩さないトランプの腕を掴んでマクロンは、「欧州に対するウクライナ支援に関して、「６割は無償だ」と英語で述べた。その間トランプはマクロンの目に入らない左手で、「？？」のボデイーランゲージを繰りかえした。
2月24日のウクライナ戦争3周年を迎えたニューヨーク国連本部では、午前に国連総会で、EUとウクライナによる共同提案が賛成95、反対18、棄権65で可決された。決議はウクライナの要望通り＜ロシアの侵略戦争＞とか、＜ロシアの即軍事撤退＞などの言葉が溢れていた。が、例年のように賛成多数ではなかった。
午後に国連安保理で、アメリカの提案が賛成10棄権が英、仏、デンマーク、ギリシャ、スロヴぇニアなど5か国が棄権し、可決された。アメリカ案には＜ロシア侵略＞とかの＜ロシア批判＞は全く含まれていなかった。
翌25日の記者会見でもトランプ米大統領は、「アメリカがウクライナに3000億ドル
から3500億ドルを与えたと述べ、「私たちはそのお金を取り戻したいのだ」と彼は言った。「アメリカの納税者は今、彼らのお金を取り戻すつもりだ。」と、強調した。
�▲好拭璽沺識兌鸛蠅硫�室外交：
2月26日の記者会見でウクライナのゼレンスキーー閣下は、地下資源を巡る米国との
取引で＜債務＞という表現を使用することに反対し、＜債務＞と記された場合、「10セントだろうと返す気はない」と反発した。「合意には5000億ドルだろうが、1000億ドルだろうが、3500億ドルだろうが、債務の表現は含まれない。今後の支援を貸付とするのであれば、それは別の問題。ウクライナが今まで受け取った支援は返済不要の助成金で、感謝のひと言ですむ」と、ゼレンスキー閣下は豪語した。
2月27日、スターマー英首相がトランプ米大統領をワイトハウスに訪問した。スターマーもトランプの体に触って会談を初めたので、マクロン式ホスト外交かな？と思ったが、
王室外交が本命だった。スターマーは、「これは、本当に特例です」と、もったいつけてチャールズ英国国王の手紙を懐から取り出した。無表情で受け取ったトランプは手紙に目を通し、「サインは？」と、聞いた。2枚目の紙で国王サインを確かめたトランプは，サイドテーブルにいったん置いた手紙を、注意されて自分の懐に入れた。「本当にこんな形で国王から直接ご招待を拝受されることはいままでありませんでした。お返事は？」と、スターマー英首相からしつこく催促されたトランプは、「ありがとう。メラニヤと一緒に伺います」と、答えた。
しかし、トランプ米大統領はスターマーとの会談後に、「どこぞの首相（スターマー首相）とは違い、無意味な戦争に何十億ドルも費やすつもりはない」とし、ウクライナへの軍事支援は行わない考えを改めて強調した。また、トランプ大統領の提案する停戦案が実現すれば、ウクライナにNATOの第五条（集団防衛）が必要になることはないとし、加盟を認めないとした。
2月26日、国連定例記者会見でイプティサム・パレスチナ人記者が、「大統領がSNSに投稿したビデオを見たか？コメントは？」と、質問した。トランプ米大統領は26日、＜トランプ・ガザ＞と題したガザの＜将来像・動画＞をSNSに投稿していたのだ。海浜リゾートに黄金色のタワーがそびえ、トランプとネタニヤフイスラエル首相がカクテルを飲む
映像などが散らばっている。
この日、ガザにあるＰＦＢＳ病院の担当者が、ガザで少なくとも６人の新生児が厳しい寒さのため凍死したと訴えた。 病院は公開した動画で、中東を現在襲っている寒さから身を守る手段がなく、テントや爆撃された家に暮らすパレスチナ人が悲惨な生活環境に直面していることを強調した。トランプ米大統領は、ネタニヤフ一派のデマ動画に踊らされていないで、ガザ真実の動画を見るべきだ。
��ホワイトハウスから追い出されたゼレンスキー閣下：
2月28日、ドナルド・トランプ大統領、JD・バンス副大統領、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ホワイトハウスでロシア・ウクライナ戦争終結に向けた会談で、劇的な闘争シーンを展開させた。
バンス副大統領がゼレンスキー自ら大統領選挙戦中のトランプを訪問し、レア―アースを売り込んだ経由や外交の重要性を話すと、ゼレンスキーはとたんに気色ばみ、「あんたの言う外交とはなんだ？」と、つっかかった。バンスはすかさず、「大統領執務室に来て、アメリカのメディアの前でアメリカ外交を非難するのは失礼だと思う、、あなたは一度でも、アメリカ国民にお礼をしたことがあるのか？」と、切り返した。チンピラ・コメデイアンの本性に立ち返ったゼレンスキー閣下は、プーチンを声高に罵倒し続けた。
「君は、話し過ぎだ、聞け、Stupid President ！（馬鹿な大統領）」と、トランプはゼレンスキーを遮った。馬鹿呼ばわりされたゼレンスキーは、「俺んことを馬鹿と言ってくれたな！あんたが招待したんだぞ！！」と、わめいた。トランプは、「聞け！君は何も分かってない。我々は君たちに3,500億＄以上の支援をしてきた。まずは、プレスも参加しているこの席で、アメリカ国民に対して正式な謝礼をすべきだ。そして停戦合意を進めるべきだ。ところが君は＜停戦ない停戦ない、戦闘戦闘＞の一辺倒、、この間も、君たちの勇敢な兵士たちは、無意味な戦死を強いられているのだ。」と、真っ当な返金を要求した。
そして、「君は、第三次世界大戦に賭けている」と、詐欺師のコメデイアンを非難した。
大統領執務室会談は、2人が鉱物取引に署名する前奏曲として設定されたが、結局、共同記者会見も昼飯会もチャラになり、ゼレンスキー閣下はホワイトハウスから追い出された。
＜ユダヤ議定書＞には、選民のユダヤ人が非ユダヤ人（動物）を世界支配する。ユダヤ人は非ユダヤ人から借りた金は返えさなくてもいい」という教えがあるそうです。 ゼレンスキーはロシア語を話すロシア地域に生まれた立派なユダヤ人です。
トランプ米大統領は、ネタニヤフや娘婿クシュナーなどのユダヤ人詐欺師が作ったトランプ・ガザ裸の王様動画などに惑わされないで、49,000人の犠牲者が出ても故郷ガザを捨てないガザの人々を、命がけで描いたガザ地獄動画をしっかり見てください。
「ガザの凍える子供たちや飢餓の子供たちは、tランプおじさんの優しさを頼りにいています。
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「サラー西サハラ難民アスリート」の出版情報です。
著者：平田伊都子、写真構成：川名生十、画像提供：アマイダン・サラー、SPS、
定価：本体1,800円+税、
発行人：松田健二、
発行所：株式会社 社会評論社、東京都文京区本郷2―3―10、電話：03-3814-3861
同じ「社会評論社」が出版してくださった「ラストコロニー西サハラ（2015年）」、「アリ 西サハラの難民と被占領民（2020年2月）」にも、お目を通してください。
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Youtube2018年7月アップの「人民投票」（Referendum）もご案内。
「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc
「Referendum」英語版 URL： https://youtu.be/v0awSc25BUU
Youtubeに2018年4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いします。
「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL：https://youtu.be/yeZvmTh0kGo
「Last Colony in Africa] 英語版URL: https://youtu.be/au5p6mxvheo
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長：川名生十 2025年3月１日
SJJA（サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション）代表：平田伊都子
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