・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月04日
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
|
|
2005年11月02日07時00分掲載
無料記事
印刷用
米国でSUV人気が急落、燃費の悪さで大型車離れが加速
米国で大型スポーツ用多目的車(SUV)の売り上げが急速に落ちている。最近の石油価格の高騰で燃料費がはね上がったため、ユーザーの関心が、排気量の大きいSUVから燃費の優れた一回り車体が小さいCUVなどに移っているためだ。SUVの販売ディーラーの中には、売り上げの低下は一時的なものだとの強気も見方もあるが、大型SUV崇拝の時代は終焉を迎えつつあるとの声も出ている。(ベリタ通信=有馬洋行)
米国では、8月末に大型ハリケーン「カトリーナ」や「リタ」が相次いで南部を襲い、メキシコ湾岸の精油施設が操業を停止した。この影響で、ガソリンなどの価格がさらに上昇。ガソリン価格は1ガロン(約3・8リットル)=3ドル(約330円)前後と、ハリケーン襲来前に比べ2割近く値上がりしている。このため大型のSUVやミニバンを持つユーザーの間で燃料費が大変だと、大型車を手放す傾向が強まっている。
米紙サンディエゴ・ユニオントリビューンによると、9月のSUV新車販売台数は前月比で3割も落ち込んだ。SUVの中古車市場も不振で、9月の中古車販売価格は10%以上も下落した。この下落幅は、過去10年間で最大のものという。インターネット上でのオンラインSUV検索も、8月に比べ25%減となっている。
▽ユーザーの変化に対応できず
SUV売れ行き不振の影響を受けたのが、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード。「サバーバン」などのSUVを持つGMは7−9月期決算で16億ドルの損失を記録。フォードも主力の「エクスプローラー」などが不振で、2億8400万ドルの損失を計上した。両社では、日本車のハイブリッドカーが好調なため、省燃費の車種を生産し、07年までには何とか経営の建て直しを図りたい考えだ。
米メリーランド大学のピーター・モリシ教授は「市場が変化しつつあるのを感じる。米国人のSUVへの熱情が冷めている」と分析するとともに、「米国の大型自動車メーカーは、ユーザーの変化をすばやく対応する準備を怠った。まったくの失敗だ」と指摘する。
SUVは1990年代は販売台数の6%程度を占めていた。その後、車内の広さやパワーの大きさに魅了される米国人が増え、2000年には20%にまで急増した。しかし、最近の石油価格の値上がりで燃費の悪い大型車離れが、急速に進行した。
この影響でSUV販売ディーラーは、タブついた在庫を整理するため、特別割引を実施する一方、新車のSUVやトラックを購入した者には、500ドルのガソリン交換券を贈呈するなど、必死の売り込みを図っている。
SUVの新車販売の不振で中古車市場も振るわない。ある中古車ディーラーは「SUVの価格は下がり続けている。ユーザーの気持ちが急速に変化している」と話す。
これに対し、SUVより車体が小さいCUVの売り上げが伸びている。9月の売り上げは前月比2%の伸び。トヨタの「Rav4」やフォードの「フリースタイル」などが売れている。CUVはSUVに比べ燃費が良いため、販売台数は、ここ数年二ケタの伸びを記録している。
全米自動車ディーラー連合の上級エコノミスト、ポール・テーラー氏は、来年中にCUVの販売台数がSUVを追い抜くだろうと予想している。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|