・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
・2025年03月21日
|
|
2005年11月19日19時11分掲載
無料記事
印刷用
FOXニュースをセクハラで訴える ブッシュ政権支援のTV局で相次ぐ反乱
米国の保守系メディアとして急成長した24時間ケーブル局FOXニュースがこのほど、雇用機会均等委員会(EEOC)から、元女性社員に対するセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)で、ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁に訴えられた。FOXニュースは「フェア・アンド・バランスト(公平でバランスの取れた)」が局のキャッチフレーズ。同ニュースには、昨年も元女性スタッフが、セクハラ訴訟を起こしたことがある。公正さを売り物にする局だけに、今回も元身内からの反乱に対し「根拠なし」と強気の反応を示している。(ベリタ通信=有馬洋行)
訴えによると、FOXニュースの宣伝担当副社長ジョー・チレミ氏は、複数の女性職員に対して「わいせつな言葉を投げかけた」ほか、職場で男性と女性を選ぶなら、男性を選ぶと発言。その理由は、女性は妊娠し、職場を離脱するからだと述べていた。このほか、女性社員を低く扱い、女性に対しては恒常的に契約社員とするなど、安定した仕事に就かせなかった。
ウィラーさんから被害報告を受けたEEOCは、女性に対する差別的な環境を作ったとしてFOX側を提訴。FOX側に対し、職場環境の改善と、ウィラーさんへの損害賠償を求めている。
これに対し、FOX側の弁護士スチーブン・ミンツ氏は、ニューヨーク・タイムズ紙などに、「申し立ては法的根拠がない」と反論。チレミ氏が悪い言葉を使ったかもしれないが、これはセクハラや差別に当たらない弁明している。
FOXニュースは、世界のメディア王と呼ばれるルーパート・マードック氏が統括するニュース・コーポレーションの傘下にある。FOXニュースは1996年10月から活動を開始、「フェア・アンド・バランスト」を売り物にしているが、イラク戦争では、ブッシュ共和党政権の“援護役”を務め、公正さを欠くとして批判されたりしている。
しかし、米国内の保守化の波に乗って、わずか数年でライバルのCNNに匹敵する視聴者を集めている。この結果、他局が、「共和党支持・敵対的な報道スタイル」を真似た右寄りの番組を作るなど、メディアの世界に「FOX化現象」が起きる要因になった。
日常的なニュース内容を統括するのは、マードック氏の片腕である、最高経営責任者ロジャー・アイレス氏。同氏は、米誌USニューズ・アンド・ワールド・リポートの10月特別号で、「米国の最良の指導者の1人」に選ばれている。
一方、FOXニュースのセクハラ訴訟をめぐっては、同ニュースの看板キャスター、ビル・オーライリー氏が昨年、元女性プロデューサーからセクハラで約6000万ドルの損害賠償訴訟を起こされたことがある。
オーライリー氏は、年間契約料が700万ドル(約8億円)以上といわれ、意見を異にする相手を容赦なく叩き潰す「敵対的な対談スタイル」の元祖的存在。同氏も直ちに相手側を逆に提訴。相手の提訴を「私が経験した最も邪悪なもの」と発言、怒りをあらわにした。
しかし、双方ともその後、提訴を取り下げた。被害を受けた女性プロデューサーは、オーライリー氏のわいせつな言葉を録音していたと発言していたが、訴訟の取り下げで、すべてがうやむやになっている。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|