・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月04日
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
|
|
2006年01月25日18時11分掲載
無料記事
印刷用
移民閉め出しに反発、米国境警備隊暗殺を計画 メキシコ組織「コヨーテ」がギャング団使い
メキシコから組織的に移民を不法に送り込んでいる通称「コヨーテ」とよばれる一群が、米国国境に配備されている国境パトロール隊を殺害するため、ギャング団を雇う計画という。この事実は、米国土安全保障省が、国境パトロール隊宛てに送った昨年12月21日付の極秘メモから判明したとされる。米国内でメキシコ国境の監視が強化され、不法移民送り出しに支障が出ていることに「コヨーテ」が激怒したためという。(ベリタ通信=苅田保)
各種報道を総合すると、メモの内容は「身元不詳のメキシコ人の不法移民送り出し業者らが、米・メキシコ国境の警備強化に怒り、米国の国境パトロール隊に対処する最良の方法として、殺し屋組織を雇うことで合意した」というもの。
この組織は、米カリフォルニア州ロサンゼルスで約20年前に結成されたギャング団「マラ・サルバトルーチャ」(通称MS13)で、中米のエルサルバドル、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスからの不法移民を中心に構成されている。
メキシコ系米国人のギャング団などと対立抗争を起こしながら、急速に成長。殺人、麻薬密輸、脅迫、レイプなどの凶悪犯罪に手を染めている。ロサンゼルスや、バージニア州北部など全米34州に組織を持っている。上記の中米4カ国にも組織を持っているという。
米連邦捜査局(FBI)は2004年にMS13の台頭を警戒し、同組織だけを対象にした特別班を結成している。05年には全米で一斉摘発が行なわれ、組織に関与した650人が逮捕されている。
FBIの推定では、構成員数は1万人といわれるが、民間のシンクタンクの推定では、3万人ともいわれる。
MS13は、04年にホンジュラスでバスが襲撃され、子どもを含む乗客ら28人が死亡した事件にも関与したとされている。
▽実際に隊員死亡事件も
極秘メモは一部の新聞が報じたが、米当局者はメモの内容についてコメントを避けている。
このメモが送付された後、国境パトロール隊では緊張が走ったという。近年、米国内での国境警備が強化されたことに比例して、米国パトロール隊への投石や、発砲事件が起きていたからだ。
ある隊員は、防弾着ではライフル銃の銃弾を防げないと指摘し、格好の標的になるのでは、と不安を訴えている。
テキサス州で最近、メキシコ領内から2件の発砲事件があった。またカリフォルニア州南部の国境では昨年12月30日、18歳のメキシコ人が米国内に不法入国した。その直後、パトロール隊員に発見され、投石しようとしたため、パトロール隊員に銃で撃たれ死亡する事件が起きている。
移民取り締まり強化を主張するトム・タンクレド下院議員(共和党、コロラド州選出)は、MS13は「血に飢えた」集団だとする一方、国際テロ組織アルカイダと会ったとの情報もあると指摘している。
ブッシュ大統領は、メキシコ移民の完全締め出しには難色を示し、タンクレド氏ら強硬派とは一線を画しているが、不法移民対策に協力しないメキシコ政府に対し、強硬派から「メキシコはもはや米国のよき隣人ではない」と、不満の声が上がっている。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|